中3の塾生全員が第一志望校に合格しました。先月の推薦入試でうまくいかなかった生徒も、見事に一般入試で合格を勝ち取りました。今日は目覚ましが鳴る前に起きてしまってからずっとソワソワしていましたが、やっとホッとできました。込み上げてくる嬉しさに、講師一同ニヤケ顔です。
実は、ある生徒のことをとても心配していました。彼は「右肩上がり」と言えるぐらい、順調に成績を伸ばしてきました。しかし、それでも彼の志望校の水準には届きませんでした。模試での合格度は35%までしか上がらなかったのです。
一般入試での合格は厳しそうだからと、推薦入試の対策を12月から念入りに進めました。ここまでその高校に行きたいと思っている生徒が他にどれだけいるのだろうかと思うほど彼の本気が伝わってきました。本当に万全と言えるぐらい念入りに準備しましたが、それでも推薦入試では不合格でした。
嫌になって投げ出してしまってもおかしくないぐらいだったと思います。それでも、彼は不合格だったその日から一般入試に向けての勉強を始めました。毎日毎日、自分ができることを一つずつ積み重ねました。塾ではもちろん、家でも食事の時間を惜しんで勉強しているとも伺いました。
そんな努力の末に、彼は合格を掴み取りました。
人生の岐路において進むべき道を決断するための指針は、子供時代や学生時代の体験から作られていくのだと思います。彼は、合格とともに、人生の指針に大きく関わるような体験を手に入れたように思いました。
あぁ、メッチャ嬉しい!
みんな、おめでとう!!!