公立高校入試を終えて

どんな塾?

今年も公立高校入試が終わりました。

試験直前まで落ち着いて勉強に励み、余裕を持って合格をつかんだ生徒もいれば、大きなチャレンジを決意して直前の猛勉強で見事に逆転合格を果たした生徒もおりました。ただ、10名ほどの受験生のうち、1名だけ第一志望校の合格には導いてやれませんでした。

そのことについてお詫びの言葉を伝えたところ、彼女は言いました。

私こそせっかく教えてくださったのに、合格できずにごめんなさい。

さらに、他にどんなサポートがあれば良かったと思うかと尋ねました。すると、彼女は言いました。

それはないです。私の実力不足です。

何かがうまくいかなかった時、自分を守るためにその原因を自分の外側に求めたくなるものです。しかし、彼女はそうせず、潔く自分の中に原因を求めました。彼女が自分の学びに責任を持って取り組んでいることはいつも感じていましたが、このときにもあらためて感じました。

彼女のようにしっかりと心が育った生徒は、自身の学習に責任を持って懸命に取り組みますが、それでも絶対に合格できるというわけではありません。しかし、結果がどうであっても冷静に受け止め、次に向けての一歩を踏み出そうとします。投げやりになったり、心が折れてしまったりすることはありません。

「学ぶ心を育てる指導」に取り組んで、今年で10年目になります。それでも、生徒たちから学ぶことは尽きません。彼女や他の生徒たちから教わったことを振り返りながら、私たちもまた生徒とともに成長し続けてまいります。

タイトルとURLをコピーしました