当塾では生徒の多くが自分なりの夏休みの課題に取り組んでいます。高校生や中学生となるとそれは当たり前ですが、先日は小学生の生徒たちにも尋ねてみました。
この夏休みの間に復習しておきたいことってある?
Aちゃん
小数の掛け算と割り算!
Bちゃん
体積のところ!でも、今日はやりたいことあるから次する!
Cちゃん
復習もやりたいけど、2学期の予習がしたい!
彼女らはまだ小学生ですが、すでにしっかりと考えを持って学習に向き合っています。普段からいつも自らの学習について考えているので、自分にはどんな学習・復習が必要なのか、きちんと分かるのです。
入塾したばかりの生徒は、なかなかうまく決めることができません。学校教育がそのような自由度を与えていないから仕方ないのかもしれませんが、先生に言われたことをすることが学習だと思いこんでいる生徒も少なくありません。
自分の考えをしっかり持って学習するようになると、生徒たちは自身の学習に責任を持つようになります。その時間をただやり過ごすような、いい加減な学習は絶対にしません。分からないことを分かるようにするため、しっかり考えるようになるのです。